湘南在住の外国人に毎月様々な情報提供する無料英文ミニコミ誌作成と配布。

団体情報

湘南ポスト
URL(HP)http://www.shonanpost.com
連絡先NPOセンターへお問い合わせください
設立年2000年
正会員数11人
団体種類任意団体

活動目的

鎌倉を中心とする湘南エリアに住む外国人、英語を話す日本人がコミュニティの一員として積極的に関わり、豊かな生活を送れるよう、英語での情報サポートをする

活動内容

・英文ミニコミ新聞を毎月800部作成し、湘南地区の公共施設に無料配布及びHPに掲載
・かまくら国際フェスティバルに参加
・NPO団体パネル展に参加
・夏休みに鎌倉市内の小中学生を対象に「バイリンガル新聞作り」講座を開催、鎌倉時代に関する特集記事を纏めた「Time Travel to the Kamakura Period 」を発行

団体PR

鎌倉で誕生し、15年続いた「鎌倉ポスト」の意思を継ぎ、2000年5月に発足。湘南のイベント、文化、教育、ボランティア活動等の情報を楽しいイラストと共に英文ミニ込み新聞及びウエッブサイトで提供しています。
湘南地区に住む日本人及び、アメリカ、カナダ、ルクセンブルク出身の多様なバッググラウンドを持つスタッフで活動しています。

活動風景

2022年度活動報告

毎月The Shonan Postを発行(約800部)、夏休みに鎌倉市内の小中学生を対象に「バイリンガル新聞作り」講座を開催(The Shonan Post Jr. を発行)、かまくら国際交流フェスティバルに参加、鎌倉FM出演(NPOセンター利用登録団体紹介)

2021年度活動報告

・英文ミニコミ誌を毎月800部作成し、湘南地区の公共施設に無料配布及びHPに掲載
・かまくら国際フェスティバルに参加
・NPO団体パネル展に参加
・防災行政無線訓練(鎌倉総合防災課)に参加し、英語での補助、協力

紹介記事【鎌倉パートナーズ101号(2021年12月発行)より】 

【生活者目線で伝える地元情報】

1980年代、日本から海外への渡航者は増える一方、海外からの訪日客は多くありませんでした。それでも1964年の東京オリンピック以来、日本在住の外国人は着実に増え続けました。将来のグローバル化社会を見据え、英語の必要性が問われ始めたものの、日本在住の外国人に向けた英語での情報は少なかったのです。そんな中1985年に、鎌倉に住む有志数人によって創刊されたのが「The Kamakura Post鎌倉ポスト」です。鎌倉のイベント、文化、教育、生活情報等を掲載した月刊ミニコミ英字新聞は、15年間多くの読者に喜ばれました。2000年に湘南在住のボランティアが先輩たちの意志を引き継ぎ、活動地域を広げて新たに「The Shonan Post 湘南ポスト」と命名したのです。
 それから約21年、鎌倉を中心に藤沢、茅ヶ崎、大船、逗子、葉山、横須賀まで裾野を広げ、紙面もB5サイズからA4サイズへ拡大、ロゴマークを一新し、掲載内容を見直しました。また年間テーマを設け、湘南と絡めた特集記事を組んでいます。2020年のテーマは東京オリンピックに因んで「湘南のアスリート」、2021年は翌年スタートの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせて「鎌倉時代」です。
 昨年から今年にかけては、コロナウィルス感染対策を取りつつ発行を続け、地元誌の取材に応じ、市主催の市民活動団体パネル展に出展するなど広報活動にも力を入れました。唯一残念だったのは、毎年恒例の「鎌倉国際交流フェスティバル」が2020年は中止になったことです。高徳院というこの上ない場所での広報活動とバザーは、年に一度の常連客との再会、情報交換の場でもあるからです。今年復活できたのは嬉しい限りでした。
 さて、このような活動を担っているのは日本、米国、カナダ、ルクセンブルク出身で、鎌倉、大船、藤沢、茅ヶ崎在住のボランティア11名です。創刊当時のメンバーから入会5,6年の新メンバーが月1回集まり、印刷と会議を行っています。会議は原則英語で、年齢や経験に関係なく活発な意見交換が行われます。時々話が脱線しますが、そこから思いもよらない斬新なアイディアが生まれることも。
 急速にデジタル化、AI活用が進む時代、湘南ポストも2009年にウェブサイトを開設しました。しかし紙媒体の継続は重要だと信じています。紙面作りのプロセスを楽しみつつ、生活者の目線で地元の情報プラスアルファを皆さんと共有する。この姿勢を次世代の子供たちにも伝えたいと願っています。
(The Shonan Post 広報担当)